樹体内水分変位量測定装置HKアナライザは、樹体内の水分変位を測定する装置です。
野菜、果樹のご機嫌を、温度、日射量など外的要因で想像するのも大切ですが、せっかくならば、身体に直接訊いてみよう・・・。
そのようなニーズに応じ開発したのが、樹体内水分変位量測定器「HKアナライザ」です。
HKセンサーは、植物体に装着した電極間の静電容量を水分変位量とみなし、HKアナライザは、その水分変位量を定周期で自動測定しパソコン等に収集する装置です。
また、植物や測定対象に応じHKセンサーを取り換えることにより各種植物や各種測定対象に対応できます。
HKアナライザはパソコン等の上位制御機器から無線または有線通信(*2)を介して、定周期で測定しデータを収集することができます。
また、収集したデータの解析に必要な簡易データ解析ソフト(グラフツール)が付属されています。
(*2)無線方式、有線方式は、ご注文時にご指定ください。
HKアナライザで使用するセンサーユニットは標準で、トマトで実績のある柔らか茎用センサーを用意しています。
センサーは電極、センサ・アンプ一体型で、簡単に植物体に装着することができます。
樹体センサー HK-SEN-HS07-1030-V1
センサーユニットは、測定する部位、測定方法に合わせ選定することで、さまざまな測定に対応できます。
※その他のセンサーユニット種類はお問い合わせください。
HKアナライザに測定指令、測定データの取得をリモートで行い、
リアルタイムにグラフを表示する制御ソフト(HK制御ソフト for
Windows™)が標準で付属されています。
HKアナライザは、水分量変位量を利用した栽培システムと連動した使用を考慮し設計されており、
パソコンやシーケンサ等から制御し、データをリアルタイムに取得することができます。
HK制御ソフト for
Windows™
注目!!:HKアナライザの制御するためのプロトコル(IZ-NETプロトコル)を使用し、お客様による制御プログラムの作成が可能です。
システム構成例
測定したHKデータおよび、他のADデータ2チャンネル、自重データ1チャンネルを同時表示できる、 データ簡易解析ツール(データグラフ解析スタンダードfor Windows ™)が標準で付属されています。
データグラフ解析スタンダード
for Windows™
注目!!:データ管理、研究、かん水等システムの開発などにご利用ください。